イオン銀行と電子マネー

2007年09月24日

イオン銀行と電子マネー

「イオン銀行」(予定)は、電子マネーによる決済サービス網の構築を目指すとしており、キャッシュカードに独自の電子マネー「WAON(ワオン)」の機能を付けることなどを検討しているという。
ICカードと電子マネーを活用し、グループ各社や異業種間で決済サービスで提携する予定である。
(イオンはJR東日本と「Suica」導入で包括提携している)

WAON(ワオン)は、大手スーパーのジャスコなどで利用できる、イオン発行の電子マネーです。流通企業が発行する電子マネーとしては、セブン&アイ・ホールディングスが発行した「nanaco(ナナコ)」についで2番目となる。

現在、WAON(ワオン)の対応カードは3種類で、入金の最大限度額は20,000円。いずれも発行手数料が300円掛かる。イオン銀行が発行するキャッシュカードにもWAON機能が搭載されることになれば、より利便性が高まりそうだ。

イオン銀行では、中期目標(開業後5年を目処)として300万口座以上、ATM台数2,000台以上、預金残高6,500億円以上を目指すとしている。

生体認証に対応した多機能ICカードを採用することで安心感を高める。また、電子マネーを積極的に活用し、他社と決済サービスで連携することで利便性を向上するほか、地域経済の活性化にもつなげたいとしている。
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電子マネーとは?

電子マネーは、貨幣経済が実質的に貨幣という物品によってやり取りされていた所を、電子的なデータ(および通信→データ通信)によって決算する手法である。その意味では電子的な電信で実質市場経済が動いている状態も一種の貨幣の電子マネー化といえるが、一般に電子マネーという場合は、この決済手段を末端の小売レベルにまで推し進めた状態を指す。

電子マネーには幾つかの方法があるが、銀行ないし金融機関と小売店をオンラインで接続する方法から、財布を電子化(情報機器や記憶媒体に置き換えること)して金銭をデータとして書き込み利用する方法、更には財布という概念までもをデータ化して既存コンピュータネットワーク上で利用する方法など様々なものがある。

ただ、2000年代現在に至るまでは様々な方式が平行進化の形で利用されており、各々の方式には互換性が乏しく、紙幣や硬貨といった貨幣に完全に取って代わるに至っていない。その一端には、貨幣のデータにおけるセキュリティ上の問題から、データなどの互換性向上には消極的であることも伺われる。

しかし電子マネーの発達によって、従来は紙幣や貨幣、あるいは各種クレジットカードやプリペイドカード・キャッシュカードといった様々な物品を一元管理して、携帯性が向上することが期待されているほか、決済の迅速化・確実性の向上も期待されている。他にも認証手段の導入により、紛失時の経済的損失の防止や個人認証手段としての利用、または既存のクレジットカードが持つ社会信用度(クレジット)証明手段など、様々な利便性も指摘される。

タグ:電子マネー
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2007年09月23日

WAON

WAONには現金チャージのみ対応のWAONカード、イオンカードの子カードとしてイオンカードからのチャージにも対応するWAONカードプラス、イオンカードと一体型のイオンカード(WAON一体型)の3種類がある。WAONカードはイオン本体、WAONカードプラスとイオンカード(WAON一体型)はイオンクレジットサービスが発行する。

名前の由来は複数の音が調和してできる「和音」。キャラクターには白い犬を採用。

同時期にサービスを開始した、セブン&アイ・ホールディングスのnanacoに対抗する。nanacoは15歳以下の場合は入会時に親権者の同意が必要だが、こちらは現金チャージのみ対応のWAONカードに限り、個人情報の入力が不要なため、15才以下の人でも単独で入会をすることができる。

まずは関東地方及び新潟県のジャスコ、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなど96店舗で利用を開始し、2008年度中にイオングループのショッピングセンター内の専門店ほか約23,000店舗に拡大予定で、Suica・iDとの共同端末を利用する。これに先行して、関東の1都6県ではSuica・iDが利用を開始している(2007年3月18日よりPASMOも追加)。その他の地区ではICOCA、TOICA等の導入を検討中。グループ企業以外にも積極的に導入を呼びかける方針。

2007年5月21日には、既存導入店の各テナントおよびマイカルの(サティ・ビブレ)、関東・山梨・新潟地域34店舗にも導入された。

端末にかざすと、「ワオン!」と、犬の鳴き声のような音が出る。

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2007年09月22日

nanaco

nanacoは、セブン&アイHLDGS.の孫会社にあたる株式会社アイワイ・カード・サービス(イトーヨーカ堂の子会社)が発行し、セブン-イレブンで利用できる非接触型決済方式の電子マネーである。ハードウェアには、日本国内で主流となっているソニー株式会社のFeliCaを採用している。カード型と、FeliCaを搭載した携帯電話(おサイフケータイ)に対応した「nanaco モバイル」があるが、いずれもサービス開始当初のチャージ方式はセブン-イレブン店頭レジでの現金チャージのみとなる(nanacoモバイルは、携帯電話に搭載というメリットを生かすことなくオンラインチャージは不可となっている)。また、カード型には当初から標準でQUICPayの機能が搭載されており、2007年夏からは、アイワイカードに紐付けることでQUICPayとして利用することも可能となる。なお、アイワイカード以外のクレジットカードに紐付けることはできない。

無記名SuicaやEdy、無記名WAONなど他のプリペイド型電子マネーとは異なり、nanacoを利用するためには入会申し込みが必要であるとされている。しかし実際は、無記名でもnanacoカードを店頭で入手することが可能であることが店頭で確認されている。2007年4月10日から、web上で事前登録が開始され、23日以降セブン-イレブン店頭でカードを受け取る。その際、カード発行手数料300円(税込み)が必要となる。なお、NTTドコモとauとソフトバンクモバイルのおサイフケータイで利用できるnanacoモバイルの場合はアプリをダウンロードするだけで利用可能で、発行手数料はかからない。カード型は未成年でも入会でき(15歳以下の場合は親権者の同意が必要)、nanacoモバイルは16歳以上であることが条件となる(なお、携帯電話のユーザーが先行してカード型を取得してもnanacoモバイルへの残高・ポイントの移行はできない)。残高不足の場合は現金または別のnanacoを併用して決済できる(カード型とnanacoモバイルの併用も可能、最大5つまで)。また、その場で追加チャージすることもできる。年会費は、カード型、nanacoモバイル共に不要。チャージは1000円単位で、上限は2万9999円。nanaco発行手数料の支払いなど、ごく一部の商品を除くほぼ全ての買い物に使用することができる。

セブン&アイHLDGS.の各店舗で利用できる予定であるが、まず2007年4月23日より町田市を除く東京都内のセブン-イレブン約1,500店舗で開始し、5月14日からその他の関東地区と東北エリア、新潟県でも開始。5月28日からは、日本全国のセブン-イレブン全店舗で利用できるようになった。なお、イトーヨーカ堂、デニーズ等での利用は、同年秋以降の開始を予定している。

尚、過去に北海道限定で「セブン-イレブンポイントカード」なるポイントカードがあったが、nanacoの開始にともない、3月31日には新規登録受け付けを、5月15日にはポイント加算を終了した。また、7月31日までに道内のセブン-イレブン店舗でnanacoカードを申し込む際にセブン-イレブンポイントカードを提示すると、通常300円かかる発行手数料が無料になる。ただし、ポイントが残っている場合はnanacoポイントおよび電子マネーに交換できないので、なるべく事前に使うことになる。

セブン-イレブンをはじめ、今後セブン&アイHLDS.各店に設置するリーダライタは、nanacoだけではなく、他の電子マネー(Edy・Suica・iDなど)の対応も視野に入れており、マルチタイプとなっている。まずは2007年夏以降、QUICPayの利用が可能となる予定である。

2007年7月末時点で、発行枚数は425万枚を突破しており、カードとモバイルの比率は9:1となっている。
タグ:nanaco
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Edy

Edyは、ソニーのFeliCaを搭載したカード又は携帯電話(おサイフケータイ)で利用する事が出来る電子マネーです。
尚、Edyの名称はユーロ(Euro)・ドル(Dollar)・円(Yen)に次ぐ第四の基軸通貨になって欲しいとの願いから、各々の頭文字を取る形で付けられた。

カード型のEdyカードやクレジットカードと連動したものがあります。また、携帯電話のおサイフケータイに利用されいるので、使っている方も多いと思います。

カード型で代表的なものは、、サークルKサンクスの「KARUWAZA CLUB Edyカード」や、全日空の「ANAマイレージクラブ Edyカード」(千葉ロッテマリーンズファンクラブ「TEAM26」の資格が付いたものも)などの会員証にEdy機能を付加したものやスルガ銀行ANA支店、大垣共立銀行、イーバンク銀行などで発行されているキャッシュカード一体型。2006年10月からは、郵便貯金ICキャッシュカードにEdy機能が搭載されるようになった。。

タグ:edy
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2007年09月21日

Suica

SuicaカードはJR東日本が開発し、当初自社線専用として導入した非接触型ICカードシステムによる乗車カードである。それまで、JR東日本には自動券売機で乗車券を買わずに改札口を通過して乗車できるプリペイドカード(ストアードフェアシステム)として磁気式イオカード(2005年3月31日発売終了)が発売されていたが、本カードはこの磁気式イオカードと同様に一部を除く自動券売機での乗車券などの購入や自動精算機での精算機能に加え、入金(チャージ)する事で繰り返し使用できる機能、定期券機能(複数枚の定期券情報を搭載する事も可能)、駅構内(キオスクなど)や街中の一部の店舗での商品代金の支払いにも利用できる電子マネー機能など、様々な機能が盛り込まれている。


「タッチ&ゴー」の動き非接触型ICカードのため、パスケースや鞄などから取り出す必要はなく、パスケースごとタッチしても利用できる。また、読み取り可能範囲が半径10cm程度あるので空中を通しても利用可能な場合がある。但し、本カードと改札機との通信時間を確保するため、「タッチ&ゴー」(Suicaやパスケースなどを読み取り機にタッチさせて改札機を通過する)という使い方を推奨している。

Suicaの語源は、"Super Urban Intelligent Card" の略称の他、「スイスイ行けるICカード」の意味合いも持たせている。また、果物の西瓜(すいか)と語呂合わせをして親しみ易くしている。SuicaのロゴマークもJR東日本のイメージカラーである緑と線路で西瓜を表現している。ロゴマークでは「ic」の部分が反転表記されており、ICカードである事をアピールしている。イメージキャラクターはペンギンで、イラストレーターのさかざきちはるがデザインしたものである(ペンギンについてはペンギン (Suicaキャラクター)の項を参照の事)。

FeliCaはすべて13.56MHz帯の周波数の無線を使用して通信・発電するため、通信可能圏内にある複数のFeliCaが通信可能となる。本カードはアンチコリジョンに対応しているが、Edyはアンチコリジョンに対応していないため、本カードとEdyを重ねて使用しようとすると相互に干渉する事がある。だが、アンチコリジョンに対応していれば複数枚のカードを重ねても干渉しないとされている。
タグ:Suica
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2007年09月20日

FeliCa

FeliCaは、非接触型ICカードのための通信技術として開発された。非接触型ICカードは、リーダ・ライタからキャリアを送信して電磁誘導によりICカードに電力を供給し、キャリアの変調によりリーダ・ライタとカード間で通信を行う。例えばISO 14443で規格化されているTYPE B方式は、ASK10%で変調を行い、NRZ符号を採用している。これと比べて、FeliCaの方式は、変調は ASK10% と同じであるが、マンチェスタ(Manchester)符号を採用しているところが異なる。

当初、ISO 14443 TYPE Cとして提案を行ったが採用されなかった。(同時にTYPE D〜Gまでが提案されたが、規格の乱立になるとして議論が停止された)その後、FeliCaと上位互換性のある方式がISO 18092(Near Field Communication, NFC)として規格化された。国内では、JICSAP ICカード仕様V2.0「第4部 高速処理用ICカード」や、日本鉄道サイバネティクス協議会でのICカード規定として規格化されている。

FeliCaは通常のICカードと同様にキャッシュカードやIDカードなどに適用可能な技術であるが、特に高速処理が求められるゲート(自動改札機、ビル入館)やレジ(コンビニ)などのアプリケーション向けに特化したコマンド体系になっている。そのため、ISO 7816-3の基本コマンドとは互換性はない。また、ICチップ内部のメモリは16バイト固定長のレコードのみがサポートされていて、ISO 7816-3で規定されているファイル構造との互換性はない。

暗号処理としては、相互認証にトリプルDES、通信路にDES[1]もしくはトリプルDESを利用している。Dualカードタイプ(接触/非接触)では公開鍵暗号方式の処理が可能なものがある。

1枚のカード(1つのチップ)に複数のサービス(ICカード乗車券、電子マネー、社員証など)を搭載可能であるが、サービス利用時には、個々のサービス毎にアクセス鍵(共通鍵)を使って相互認証を行うのではなく、複数のアクセス鍵から「縮退鍵」と呼ばれる暗号化された鍵を合成し、この縮退鍵を用いて、一度に最大16のサービスについて相互認証することが可能となっている。縮退された鍵から元の鍵は生成できない。このことから、セキュリティレベルを落とすことなく処理速度の高速化を実現している。

タグ:FeliCa
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